Wordで行間を変更する方法を解説。ちょうどいい行間サイズでスッキリした見た目に。

パソコン操作

「ワードで行間を調節したい!」
行間というのは行と行の間の余白の高さのこと。文字を大きくした時や、ルビを付けた時など行間が自動で変更されてしいます。
特に文字を大きくした時は行間が広がりすぎて、なんか見栄えが悪くないですか?

行間の広さ調整はやり方を知っていれば簡単に変更できます。文書全体を好きな間隔で固定することも出来るので行間でわずらわしさを感じている方は是非続きをどうぞ

行間について

ワードを使ってると勝手に行と行の間の余白が広がっちゃうのよ

行と行の間・・・行間のことですね。
なにか特殊なことはしましたか?

部分的に文字を大きくしたんだけど

なるほど。

文字を大きくすると行間も一緒に広がっちゃうんですよ。

余白はそのままで文字だけ大きくしたいわ

解決できますよ!
早速見ていきましょう

ワードでは文字を大きくすると、行間は自動で広がる仕様になっています。なので変えたい場合は別の項目で行間を指定してあげる必要があります。

2通りやり方があって、まずは文章入力後に広がってしまった行間を狭くする方法を紹介します。

行間を狭くする方法

  1. 行間を変えたい行を選択する
  2. リボンの「ホーム」タブの「段落」グループの右下にある「段落の設定」ボタンをクリックする
  3. 「段落」ダイアログボックスが表示される
  4. 「間隔」項目の「行間(N)」を【1行】から【固定値】に変更する
  5. 「間隔(A)」を【12pt】から【18pt】に変更する(この値を大きくすると行間が更に広くなります)
  6. 「OK」をクリックすると行間が変更される
    (行間のサイズ【18pt】は一例です。なお変更したい場合は間隔を【18pt】から微調整して下さい)

これで行間が狭くなりました。

確かにこれで見栄えは良くなったわね!

カタカタカタ・・・!
あら?続きに文字を打ったら広い行間に戻っちゃったわ⁉

そうなんです。

さっきの方法は選択した範囲だけの行間を変更するやり方なんです。

新しい行は選択されていなかったので広がります

じゃあ、文章が完成してからやらないと2度手間になるじゃないの?

安心してください。できますよ!

文章全ての行間を一括で設定することができるんです。

ワードの「スタイル」という項目を変更することで文字のフォントや書式を設定できます。
「スタイル」とは文章全体に効果を及ぼすことができる設定項目です。便利な機能なので使ってほしいのですが、項目も多いので今回はちょっと書ききれません。改めて別の記事で詳しく紹介しますね。

それでは「スタイル」の機能のうちのひとつ行間の設定のやり方をお伝えします。

「スタイル」を使った行間設定

  1. リボンの「ホーム」タブの「スタイル」グループの「標準」を右クリックする
  2. プルダウンリストから「変更(M)」をクリックする
  3. 「スタイルを変更」ダイアログボックスが表示される
  4. 左下「書式(O)」をクリックする
  5. 「段落(P)」をクリックする
  6. 「段落」ダイアログボックスが表示される
  7. 先程と同じく「間隔」項目の「行間(N)」を「1行」から「固定値」に変更する
  8. 「間隔(A)」を「12pt」から「18pt」に変更する(この値を大きくすると行間が更に広くなります)
  9. 「段落」ダイアログボックスの「OK」をクリックする
  10. 「スタイルを変更」ダイアログボックスの「OK」をクリックする
  11. 文章全体に行間が設定される

これだと新しく文字を打っても行間が変わらなくて良いわね!

はい!

最初にスタイルで行間の設定をしておいてもいいですし、最後にやってもOKです。

※スタイルで行間設定した後に更に文字を大きくした場合
行間のサイズが合わなくなることがあります。その個所の行間を再調節する必要があるので、最初に紹介した範囲選択からの行間設定をするか、スタイルで一括で設定し直しするかして調整してください。

まとめ

ワードで文書作成しているときに「行間が広すぎる」「行間がバラバラで見栄えが悪い」「読みやすい文書にしたい」などと感じた時は今回紹介した行間調整を使ってみて下さい。

また「ルビ(振り仮名)」を使った場合も行間が自動で変わってしまうので、その際の修正にも行間調整は役立ちます。

それと、テキストボックス内の文章も行間を調整出来ます。デザインを自分好みにいじってみてくださいね。

このブログではパソコンの初心者のための使い方などを書いていますのでわからないことがあったら、また見に来てください。
ブックマークに追加しておいてくれたら、いつでも戻ってこれますよ。

では、よいパソコンライフを!

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