Excelで表を作成する時、最初の列や行に見出し(タイトル)をつけると思います。だんだん項目が増えて縦や横に長くなっていくと、タイトルのセルが画面から外れて見えなくなっちゃいますよね。
作業効率も上がるのでタイトルの列や行が固定して常に表示させておきたいです。
では早速紹介していきますよ。
行を固定する(横方向)

Excelで表とかを作っているとだんだん上の方が見えなくなってくるのよね

わかります!
あれ?このセルは何の項目だったっけ?
ってわざわざ上まで見にいくのは面倒ですよね。

そうなのよ!
何回も上と下を行ったり来たりして大変。
それって何とかならないのかしら?

「ウィンドウ枠の固定」のコマンドを使いましょう。
簡単に見出しが固定出来ますよ!
先頭行の固定
先頭行(1行目)を固定する方法です。
- リボンの「表示」タブをクリック
- ウィンドウ項目の中の「ウィンドウ枠の固定」をクリック
- 一覧から「先頭行の固定(R)」をクリック
- 先頭行(1行目)が固定される

あら、こんな簡単に見出しが固定出来たのね!
でも1行目が見出しじゃない時だってあるのよ?

大丈夫です!
先頭からなら複数行を選択して固定出来ますよ!
先頭から複数行の固定
- 固定したい行の1行下の行番号(またはA列のセル)をクリック
- リボンの「表示」タブをクリック
- ウィンドウ項目の中の「ウィンドウ枠の固定」をクリック
- 一覧から「ウィンドウ枠の固定(F)」をクリック
- 先頭から複数行が固定される
※動画では3行目までを固定しています

固定したい行の1行下っていうのがポイントなのね!

そうなんです!
慣れるまでは固定したい行を間違えてクリックしちゃうかもしれないですね

間違えて固定しちゃったらどうしたらいいの?

そんな時は「固定の解除」というコマンドで何回でもやりなおせます!
行・列の固定が不要になった時も解除したらいいですよ。
ウィンドウの固定をすべて解除する
- リボンの「表示」タブをクリック
- ウィンドウ項目の中の「ウィンドウ枠の固定」をクリック
- 一覧から「ウィンドウ枠固定の解除(F)」をクリック
列を固定する(縦方向)

行の固定はわかったわ。
列の固定もあると便利なんだけど?

はい、列の固定も同じような操作で出来ますよ!
- リボンの「表示」タブをクリック
- ウィンドウ項目の中の「ウィンドウ枠の固定」をクリック
- 一覧から「先頭列の固定(C)」をクリック
- 先頭列(A列)が固定される

行の固定の説明を聞いた時に何となく予想は付いていたわ。
ちなみに行・列の両方固定も出来るのかしら?

はい、できますよ!
行・列を両方固定するには先程お伝えした「複数行の固定」のやり方を応用します。
行と列の両方を固定する
ここでは3行目、A列の固定をしてみますね。
- セル「B4」をクリック
- リボンの「表示」タブをクリック
- ウィンドウ項目の中の「ウィンドウ枠の固定」をクリック
- 一覧から「ウィンドウ枠の固定(F)」をクリック
- 3行目、A列が固定される
まとめ
「ウィンドウ枠の固定」機能を使うことで、スクロールしても見出しが表示されるので作業効率が上がります。縦や横に長い表を作った時は、是非この方法を試してみてください。
このブログではパソコンの初心者のための使い方などを書いていますのでわからないことがあったら、また見に来てください。
ブックマークをしておいてくれたら、いつでも戻ってこれますよ。
では、よいパソコンライフを!
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