ドトールコーヒーから2つの新商品が発売されます。全粒粉サンド大豆ミート~和風トマトのソース~と、きなこ豆乳ラテ(国産丹波黒豆きなこ使用)です。SNSでも話題になっているドトールの新商品です。テスト販売では健康志向の消費者の声にどう応えられるのか。健康と美味しさを両立させるために改良を重ねました。
今回の記事では、商品の紹介と健康への期待、価格そして全粒粉の健康効果について解説していきます。
ドトールの全粒粉サンドときなこ豆乳ラテの価格と商品紹介
全粒粉サンド
価格:360円(税込)
香ばしい風味の全粒粉入りパンに、「畑のお肉」ともいわれる大豆を主原料とした大豆ミートハンバーグを使い、シャキシャキとした食感が楽しいきんぴらごぼうとトマト(あらごしトマト、トマトピューレ)をふんだんに使用した和風トマトのソースとともにサンドしています。

ドトールは全粒粉のバンズを植物由来で、からだに、うれしい、おいしい。さらに「畑のお肉」といわれる大豆を主原料としたハンバーグという健康にだわった食材を使用していると銘打っています。宗教や健康、ベジタリアン向けのメニューの需要は高まっており、大豆ミートをはじめとする植物性肉は消費者からも動物性の食材が無いほうが良いという声も多かったと開発チームは語っています。
健康志向だけれど、おいしさにも敏感なフレキシタリアンの方々をターゲットとし、満足してもらえる商品です。
はじめは味を優先して、動物性由来の食材も使用していたが、宗教や健康上などの理由ですべて植物性由来の食材だったらという声に答えて、試行錯誤の末、お肉の代替品としてではなく、“おいしいから”選んでもらえる味を追求してハンバーガーの開発に成功しました。
きなこ豆乳ラテ Sサイズ
価格:360円(税込)
もともとラテの牛乳を豆乳にカスタマイズしたいといった消費者の声も多く健康志向の方にもおすすめなので、今回再販売となりました。
豆乳、西表島産の黒糖ソースと丹波黒豆きな粉を混ぜたベースの上にさらにホイップに黒糖ソース、きな粉をトッピング。

妊婦さんでも子供でも安心なノンカフェインラテです。
ドトールの全粒粉サンドときなこ豆乳ラテのツイッターの口コミ
今さら聞けない、全粒粉って何?小麦粉との違いは?
全粒粉は、小麦まるごとを粉状にしたものです。お米でいうところの玄米というイメージです。殻まで粉砕しているので全粒粉は茶褐色です。
普段見慣れている小麦粉は白色で、小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしていて、お米でいうところの精米というイメージです。
全粒粉のカロリーは?
100gあたりのカロリーは
全粒粉:約340kcal
薄力粉:約368kcal
となり、全粒粉のほうが、すこしだけ低いことが分かります。どちらも小麦であることには変わりないので、小麦アレルギーのある方は要注意です。
全粒粉は茶色い部分(表皮と胚芽)の風味が香ばしく、小麦粉と比べるともちもち感が少なく歯ごたえのある食感になります。このもちもちの元となるのは粘性のある成分であるグルテン。全粒粉は小麦粉よりもグルテンが少ないです。
全粒粉の糖質は?
100gあたり糖質量は、
全粒粉:約57g
強力粉:約69g
割合でいうと、全粒粉の糖質は強力粉と比べ80%ほどに抑えることができます。
ちなみに、小麦粉の中の薄力粉と強力粉の違いは原料となる小麦の種類です。
強力粉はたんぱく質の多い硬質小麦でグルテン量が多く、パンやピザなどに向きます。
薄力粉は粒のきめが細かく、お好み焼きや天ぷらの衣に使うことが多いです。
全粒粉を使ったパンもネットショップで売っています。健康に気を使うあなたに是非
まとめ
今回の記事ではドトールの新商品、全粒粉サンドときなこ豆乳ラテの価格と商品紹介、全粒粉のカロリーや糖質などについて健康の観点から紹介しました。
すべて植物由来の材料で作られる全粒粉サンドは、通常の小麦粉のハンバーガーと比べると健康にはおすすめではありますが、劇的な差があるというわけではないので、健康に良いからといって食べすぎには注意ですよ。
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